ニュース 電子 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071970
亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は7月から月額基本料金88台湾元(約320円)で、データ通信容量1ギガバイト(GB)という新プランを導入したが、上限の1GBに達しても、通知を行わない上、通信速度が落ちず、ユーザーが自分から選択しなければ、超過分には1GB当たり30元、上限898元が課金される可能性があり、論議を呼んでいる。31日付中国時報が伝えた。
移動通信業界では、台湾之星電信(台湾スターテレコム)が6月、ユーザー数と5月売上高で亜太電信を抜き、業界4位に浮上したと発表した。亜太電信は「100元以下」の新プランで巻き返しを図る狙いがあるとみられる。
今回問題になっているのは、データ通信容量が上限に達した後の対応だ。通信キャリア各社の場合、上限に達すると、通知がある上、通信できなくなったり、通信速度が低速になったりする。このため、ユーザーはデータ使用量が上限に達したことが分かる。しかし、亜太電信の場合は、通知がない上に、通信速度も落ちず、超過分はユーザーの意思に反して別料金がかかり続ける可能性がある。
亜太電信は「特別プランなので、データ容量の通知サービスは提供できない」と説明しているが、ユーザーからは反発の声が上がっている。
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