ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071977
コンビニエンスストア大手、萊爾富(ハイライフ)はこのほど、クレジットカードの加盟店契約(アクワイヤラー)業務を中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)に委託したもようだ。年内にカード使用が可能になる見通し。31日付中国時報が伝えた。
中信銀は当初、セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の加盟店契約業務を担当していたが、中信銀が推薦する対話アプリ「LINE(ライン)」系の決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」への対応をめぐり対立。セブン-イレブンの加盟店契約業務を国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)に奪われていた。大口顧客を失った中信銀はハイライフとの契約で、一矢を報いた格好となる。
もっとも台湾のコンビニでは、全てのクレジットカードに対応しているのはOK超商(OKマート)だけで、セブン-イレブンも全家便利商店(台湾ファミリーマート)も提携銀行のカードしか受け付けていなかったため、消費者にもカード利用の習慣は定着していない。しかし、コンビニ各社はモバイルペイメントへの対応に動き出しており、今後は順次主要クレジットカードに対応する体制が整っていく見通しだ。
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