ニュース その他分野 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071979
行政院主計総処が28日発表した第2四半期の台湾域内総生産(GDP)成長率の速報値は2.1%で、事前予測の2.14%を0.04ポイント下回った。第2四半期は個人消費の成長率が1.99%と予測値の1.83%を上回ったものの、民間投資・公共投資の成長率がわずか0.08%と予測値の1.27%を下回ったこと、および中国人観光客が前年同期比42.1%減少した影響で、商品・サービス輸出額の実質成長率が4.96%と予測値の5.29%を下回ったことが影響した。29日付工商時報などが報じた。
投資減少について同処は、第2四半期は主要半導体メーカーや航空業者が設備投資を削減し、建設業者の投資も弱まったためと説明。ただ、最近の業績説明会で設備投資の下方修正を表明した企業はなく、下半期の状況は依然、慎重ながらも楽観できるとした。また、観光客については、全体では0.99%の減少にとどまったものの、中国人は消費力が強いため、商品・サービス輸出額に影響したと指摘した。
個人消費の成長率は唯一予測を上回った。飲食業売上高の2.55%増、株式取引額の26.32%増、旅行などによる台湾住民の出境回数の7.05%増などが貢献した。ただし商品消費力は依然弱かった。
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