ニュース 電子 作成日:2017年8月1日_記事番号:T00071987
鴻海精密工業が先週発表した、米ウィスコンシン州への8K液晶パネル工場の大型投資により、設備メーカーなどサプライチェーンからの調達額は年間42億6,000万米ドルに上ると予想されており、台湾の設備メーカーも恩恵を受ける見通しだ。同州地方紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」の報道を基に1日付経済日報が報じた。
鴻海は31日、同工場に関する調達状況についてコメントしなかった。市場では▽自動化設備の陽程科技(USUNテクノロジー)▽産業用自動化設備の迅得機械(シムテック・オートメーション・アジア、SAA)▽電子測定機器の致茂電子(クロマ)▽パネル製造設備の京鼎精密科技(フォックスセミコン)▽光学検査装置の由田新技(Uテックゾーン)──などの台湾メーカーが恩恵を受けると予想されている。
業界関係者は、鴻海のウィスコンシン州パネル工場は早ければ今年末~来年初めに着工するが、当初はインフラ整備が中心となるため、設備の調達規模は小さいと予想。ただ、鴻海はスマートマニュファクチュアリングに力を入れているため、2~3年後に自動化設備の調達規模が高まるとの見方を示した。
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