ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年8月1日_記事番号:T00071994
台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省で操業している大型製鉄所の合弁事業会社フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)は、第2段階の増資でベトナムの格安航空会社(LCC)であるベトジェットエアに引き受けを求める構えであることが分かった。1日付工商時報が現地台湾企業筋の話として伝えた。
FHSは現在2段階に分け、総額10億米ドルの増資を進めており、第1段階としてグループ企業による5億米ドルの増資が完了した段階。第2段階の増資規模は5億米ドルで、FHSはベトジェットエアから増資後の株式の4~5%分の出資を受けることを期待しているという。増資後の資本金は55億米ドルとなる。台プラグループ、FHSはいずれもコメントを避けている。
FHSは台プラグループ、中国鋼鉄(CSC)、JFEスチールの合弁会社で、ベトナム初の一貫製鉄所を建設した。第1期の粗鋼生産量は東南アジアで最大の年700万トン。1号高炉(年産350万トン)は5月29日に火入れされた。
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