ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

王品の中低価格ステーキ店、毎日行列の人気


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月1日_記事番号:T00071998

王品の中低価格ステーキ店、毎日行列の人気

 飲食店チェーン大手、王品餐飲が今年オープンしたビーフステーキ丼の専門店「酷必(クック・ビーフ!)」、ビーフカツ店「乍牛」は客単価300~400台湾元(約1,100~1,460円)の中低価格路線が若者に受け、食事の時間帯に毎日行列ができるほどの人気だ。1日付蘋果日報が報じた。

 王品は従来のセットやコース料理の中高価格路線から一転、今年カジュアルダイニングの3ブランドを新設した。

 今年2月にオープンした酷必は現在台北市に2店、新竹市の遠東巨城購物中心(ビッグシティー)に1店。客単価は300元、月間売上高は平均400万元で、8月中旬に台中に4店舗目を出店する計画だ。

 7月に台北市でオープンしたばかりの乍牛は、食事の時間帯は1~2時間待ちの状況だ。客単価は400元で、売上高は330万元近い。

 一方、5月に台中市にオープンした麻辣燙(四川煮込み料理)店「麻佬大」は王品で初めてテイクアウト(持ち帰り)を行っている他、夜食をターゲットに営業時間を午後10時まで延長した。客単価は200元、月間売上高は200万元。台湾の麻辣燙市場規模は年間50億元で、成長余地は大きいとみている。