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土地銀行、ワンルーム向け融資を一部解禁


ニュース 金融 作成日:2017年8月1日_記事番号:T00072000

土地銀行、ワンルーム向け融資を一部解禁

 単身者の増加で、「小套房」と呼ばれるワンルームなど小型住宅物件に対する需要が高まっていることを受け、台湾土地銀行は新竹県市内の一部地域でワンルーム向けの融資規制を解除した。同様の措置が他行にも広がるか注目される。1日付工商時報が伝えた。

 単身者向けの住宅物件は、MRT(都市交通システム)駅の周辺に位置するなど立地条件が良く、単価も割高なのが特徴だ。

 土地銀はこれまで、▽ワンルーム物件を建設する目的での土地建築融資(通称・土建融)▽建物の延べ床面積に占めるワンルーム物件の割合が3分の1以上を占める場合──などで融資を禁止する措置を取ってきた。しかし、土地銀はこのほど、新竹市と竹北市の一部地域で規制措置の解除に踏み切った。

 台湾銀行は15坪以下の物件の融資は本店決裁としているが、物件位置がMRT駅周辺だったり、担保物件の立地条件が良好な場合には、基本的に問題なく審査を通っているという。