ニュース 医薬 作成日:2017年8月2日_記事番号:T00072024
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は先月27日米国で、ウィスコンシン州と8K液晶パネル工場設置に向けた覚書(MOU)を締結した後、米国東部原産の薬用植物アメリカニンジン(花旗参、西洋人参などと呼ばれる生薬の原料)の生産者団体ウィスコンシン・ジンセン協会(GBW)と提携意向書を交わした。今後、鴻海のハイテク技術を活用してアメリカニンジンの生産や加工に協力し、アジア太平洋地域での販売拡大を目指すとされる。現地メディアの報道を基に2日付蘋果日報が伝えた。
GBWによると、2016年に米国から輸出されたアメリカニンジンは59万ポンド(約27万トン)、価値にして約2,000万米ドルで、うち95%がウィスコンシン州産。アメリカニンジンを使った生薬は冷え性の改善やがん患者の体力維持、糖尿病患者の血糖値改善などに利用される。92歳になる郭董事長の母親も長年にわたり常用しているという。
消息筋によると、鴻海の幹部が最近、ウィスコンシン大学マディソン校のがんセンターを頻繁に訪れており、提携交渉を進めている可能性がある。
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