ニュース 電子 作成日:2017年8月3日_記事番号:T00072050
3日付経済日報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が第4四半期にも投入する予定のHelio Pシリーズ新製品「P23」は価格15米ドル未満とみられており、クアルコムはSnapdragon(スナップドラゴン)400および600シリーズの値下げで対抗する構えのようだ。証券会社は、もし価格競争が勃発すれば、両社の平均販売価格(ASP)が下がり、粗利益率も悪化すると指摘した。
メディアテックの蔡力行共同執行長は7月末の業績説明会で、スマートフォン向けチップはミドルエンドのHelio Pシリーズを主力とし、下半期に2種、来年も2種の新製品を投入し、市場シェアと粗利益率の改善を図ると語っていた。
うち主力製品とみられる「P23」はCat7(カテゴリー7)対応モデム機能を統合し、台湾積体電路製造(TSMC)が16ナノメートル製造プロセスで量産するとみられている。価格は15米ドル未満で、メディアテックにとって中国スマホ大手、広東欧珀移動通信(OPPO)や維沃移動通信(vivo)などからの受注を奪還するためのキラー製品の位置付けのようだ。
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