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7月バイク販売、過去20年で最高


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年8月3日_記事番号:T00072055

7月バイク販売、過去20年で最高

 7月のバイク新車登録台数は前年同月比18.9%増の9万1,500台で、7月として過去20年で最高となった。夏期休暇の需要期に入った上に、新車買い替えに対する貨物税(物品税)減免措置や各社のキャンペーンによって中高年層による買い替えが進んだことが要因だ。3日付工商時報が報じた。

 業界関係者は、バイク新車販売のメーンターゲットは若者で、50歳以上は10%にも満たないが、7月は台湾の人気10モデル中8モデルで、50歳以上の割合が16%を上回ったと指摘。光陽工業(KYMCO、キムコ)と三陽工業(SYM)の低価格スクーター「CUE100」と「Woo 100」は50歳以上の割合が50%を上回っている。

 電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は、新型電動バイク「Gogoro2」の7月新車登録台数が4,000台を突破。市場全体に占める電動バイクの割合は過去最高の4.4%に達した。Gogoroの年初来の累計販売台数は1万台に接近しており、台湾市場でシェア5位に浮上した。

 各メーカーの市場シェアは、KYMCOが40%台に乗った他、SYMは20%台に返り咲いた。一方、若者ユーザーの割合が高い台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は、前月から6ポイント落とした。「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は4.8%にシェアを落とした。