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CSCの7月出荷量、11%増


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年8月3日_記事番号:T00072057

CSCの7月出荷量、11%増

 中国鋼鉄(CSC)の7月出荷量は、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)と合わせて前月比11.81%増の123万トンで、目標としていた110万トンを13万トン、11.8%上回った。CSCは、台湾域内で熱延製品の出荷が1万トン増加した他、半製品であるビレットなどの輸出が12万トン増加したと説明した。3日付工商時報が報じた。

 7月の総出荷量のうち、CSCの出荷量は90万トンで前月比6.4%増加した。ドラゴン・スチールの熱延製品出荷量は33万2,000トンで29.7%増だった。CSCは、川下企業の調達意欲が高まっていると指摘した。

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄の7月出荷量は20万トンで目標を上回った。市場別では台湾域内が60%、輸出が40%だった。中鴻は7月の出荷増について、鉄鋼市場の景気が回復しており、中国市場で鉄鋼価格が安定していることから、川下企業が調達を拡大していることが要因と説明した。