ニュース 政治 作成日:2017年8月3日_記事番号:T00072069
来年末の統一地方選挙で、与党民進党は6直轄市の中で唯一国民党が市長職を守る新北市の攻略が重点目標となる。ポスト蔡英文の最右翼である頼清徳台南市長は今期で通算2期の任期が終了することから、民進党が新北市長選に挑戦させるとの観測が出ていたが、頼市長は2日、「若い人に責任を引き受けてもらいたい」と述べ、出馬意欲がないことを初めて表明した。
頼市長(中)は次のポストの選択が注目されている。総統を目指すのであれば、行政院長の経験を積む方が望ましい(中央社)
2014年の新北市長選では、民進党の游錫堃元行政院長が国民党の現職、朱立倫氏に善戦したため、游氏も候補として名前が上がっていた。しかし、游氏は先週、出馬意欲がないと表明するとともに、頼市長が候補にふさわしいとの考えを示したため、頼市長の動向に注目が集まっていた。頼市長は9月に予想される内閣改造で、行政院長に就任するとの観測がある。
頼市長が出馬を見送った場合、民進党は呉秉叡立法委員、羅致政立法委員らが候補となる可能性が高まる。
一方国民党も朱市長が任期満了を迎える。後任の候補者としては元警察官僚の侯友宜副市長の呼び声が高い。
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