ニュース 社会 作成日:2017年8月3日_記事番号:T00072070
台中市の人口は7月末時点で277万8,182人と、高雄市の277万7,873人を309人上回り、人口規模で台湾第2の都市となった。3日付中国時報が報じた。
台中市の人口はここ数年、毎年約2万人増えている。2010年12月の台中県市の合併以降、行政区別の人口増加率は沙鹿区が13%、北屯区が10.5%、西屯区が9.4%と、中部科学工業園区(中科)周辺3区が上位3位を占めた。台湾積体電路製造(TSMC)による中科12インチウエハー工場拡張が就業機会5,000件を創出するなど、同市の産業政策が人口増加に寄与した。
林台中市長は、就業機会や給与水準、子育て支援など「住みたくなる街づくり」が奏功したと語った(3日=中央社)
林佳龍台中市長は、同市の充実した子育て支援政策により若者の出産意欲が高まったことも人口増加の要因と説明した。
台中市は先月31日、同市に本社を移転した企業に対し、不動産賃料や房屋税(建物固定資産税)の軽減などを含め年間で最大340万台湾元(約1,240万円)の補助を提供する企業誘致策を決定しており、人口のさらなる増加が見込まれる。
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