バイオ・製薬メーカーの杏輝薬品工業（シンファー・ファーマシューティカル）の李志文董事長は２日、今年は引き続き販売・マーケティングおよび製品の多様化に取り組む方針を示した。現在831店の「杏輝健康専門カウンター」設置店舗は年末までに1,000店に拡大し、テレビショッピングにも力を入れて、今年の通年売上高は３億台湾元（約10億4,000万円）と、昨年の１億元以下から大幅な引き上げを目指す。３日付蘋果日報が報じた。
今年は500項目の新製品発売を予定している。ビタミンやハーブのほか、下半期は特殊栄養品市場に進出する。美容医学分野では、美白、アンチエイジング関連製品を強化する。
同社は２日、宜蘭の経営総本部に人材トレーニングセンターと24時間の物流センターを設立した。物流中心には3,000以上の保管場所を設けてあり、１日当たり少なくとも1,000件の調達需要に対応できる。
