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4月の新車登録台数、前年比2割減


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年5月5日_記事番号:T00007210

4月の新車登録台数、前年比2割減

 
 交通部数拠所の統計によると、4月の新車登録台数は2万189台で、前年同月比で20.4%、前月比で7.7%減少した。1~4月の累計は9万2,091万台で前年同期比19.6%の減少。3日付工商時報が報じた。
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 4月は、新発売のスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」1,450台を売り上げた中華汽車工業と、フルモデルチェンジの第8世代アコードを500台を受注した台湾ホンダのみが3月の販売台数を上回り、他メーカーはすべて前月を下回った。なお、前年同月比では全メーカーがマイナスを記録した。

 台湾ホンダの陳俊亮協理と和泰汽車の楊湘泉部長は自動車市場の消費不振について、「馬英九新政権の発足後、ガソリン価格を一挙に引き上げる方針が示されており、消費者の懸念を呼んでいるためだ」と指摘した。

 5月の見通しについて陳協理は、福特六和汽車のフルモデルチェンジの「モンデオ」ディーゼルタイプや、中華汽車の三菱ランサー・フォルティス1,800ccセダンなど、新車が一定の需要を呼ぶものの、月間販売台数は多くても2万3,000台となるという見方を示した。

 メーカーは通年の自動車市場についての見方も悲観的になっており、通年で26万台規模という予測も出ている。