ニュース 電子 作成日:2017年8月7日_記事番号:T00072108
宏達国際電子(HTC)が中国人を対象に行ったVR(バーチャルリアリティー)に関する市場調査によると、ハイエンドVR端末の分野で同社の「HTC Vive」に好感を持っているとの回答割合が40.7%で最も高かった。7日付工商時報などが報じた。
調査によると、「HTC Vive」に次いで、▽ソニー「プレイステーションVR(PSVR)」、26%▽マイクロソフト(MS)「ホロレンズ」、13.8%▽オキュラスリフト、5.8%──の順だった。
また、HTCが年末に発売を予定する、パソコンやスマートフォンとの連携や電源ケーブルが不要な一体型(スタンドアロン型)VRヘッドセットの中国限定モデルに対する好感度は43.5%だった。同じくグーグルのVRプラットフォーム「Daydream(デイドリーム)」を採用し、聯想集団(レノボ)が年末に発売予定の一体型VRヘッドセットや、愛奇芸(iQIYI)などが既に販売している一体型製品に対する好感度を上回った。
HTCは中国の杭州順網科技と提携してインターネットカフェへの「HTC Vive」導入を進めている。また、HTCの汪叢青Vive中国区総経理がマスコミ取材を増やしていること、メッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」を活用したマーケティングもブランド好感度の向上に貢献しているようだ。
HTCが発表した7月連結売上高は61億9,400万台湾元(約230億円)で、前月比10%減少、前年同月比2%減少した。
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