ニュース 石油・化学 作成日:2017年8月7日_記事番号:T00072110
繊維大手の新光合成繊維(新繊)は、観音工場(桃園市)に新設する年産能力6万トンのエンジニアリングプラスチック(EP)生産ラインを9月末に試験稼働させる計画だ。早ければ来年第1四半期に本格稼働を開始する予定で、主に自動車向けに出荷する。7日付経済日報が報じた。
同社のEP年産能力は11万トンに倍増する。証券会社は、新ライン稼働により、来年より同社の年産額は30億台湾元(約110億円)増えると予想した。
新繊のEPの自動車向け出荷割合は5%とされ、欧州の自動車メーカーが主な顧客とみられる。同社は、日本の自動車メーカーにもサンプル出荷しており、早期の採用を期待していると明かした。
新繊は年内の見通しについて、欧州の自動車メーカーの業績の先行きをやや楽観しており、EPの出荷増が期待できると説明した。
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