ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月7日_記事番号:T00072111
台湾の2016年旅行収支で、日本に対する赤字が約1,000億台湾元(約3,700億円)に達したとの試算が商業発展研究院(商発院、CDRI)より示された。6日付経済日報が報じた。
CDRIによると、台湾の旅行収支は13年より日本に対して赤字となり、赤字額は同年の196億元、14年は444億元、15年は973億元と大幅に拡大した。訪日台湾人が急増した一方で、訪台日本人の伸びが鈍化したためだ。また、15年の訪日台湾人1人当たりの平均消費額は11年に比べ33%増えた一方、15年の訪台日本人1人当たりの平均消費額が11年より35%減少したことも赤字拡大の要因だ。
交通部観光局の統計によると、16年の訪日台湾人旅行者は延べ429万5,000人で、訪台日本人189万6,000人の約2.26倍だった。
CDRIは、日本の若者の訪台を促すため、モバイル決済などで日本と同様のサービスを提供するよう提言。また、日本の公務員、修学旅行生、宗教団体をターゲットにしたテーマ旅行のマーケティングで地方政府、企業、団体の提携を呼び掛けた。
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