ニュース 電子 作成日:2017年8月8日_記事番号:T00072138
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、9月1日付で鍾依華・総経理兼執行長が退職し、後任にEMS(電子機器受託生産サービス)大手、米ジェイビルサーキットの元副社長および同社傘下の緑点高新科技(ジェイビル・グリーンポイント)で執行長を務めた江懐海氏(55)が就任すると発表した。8日付工商時報が報じた。
鍾氏はTPKが赤字に陥った2014年に総経理に就任。思い切った組織再編、遊休資産や設備の整理を進めた。15年も大幅な赤字が続いたが、その後4四半期連続で黒字を計上。今年通年でも黒字転換が見込めることから退任を決めたとされる。
一方、次期総経理の江氏は1997年に緑点高新科技の前身、緑点に入社。同社がジェイビルに買収された後も経営を担ったほか、ジェイビルグループ内で要職を歴任し、マネジメント経験を積んだ。
またTPKは総経理交代に合わせ、劉詩亮財務長を策略長(CSO、最高戦略責任者)に転任させると発表した。同業や川上、川下メーカーとの協力拡大が期待される。
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