ニュース
電子
作成日：2008年5月5日_記事番号：T00007214
シンテック、タッチパネル市場に進出
カラーフィルター（ＣＦ）生産からタッチパネルおよび太陽エネルギー産業への転換を図る和鑫光電（シンテック・フォトロニック）は、同社第５世代生産ラインの改造により、比較的参入の難しい静電容量式タッチパネルに進出する方針だ。年内にサンプルを送付し、来年第１四半期には量産に入る計画とみられる。３日付工商時報が報じた。
和鑫のタッチパネル生産能力は3.5インチ型パネル換算で月産280万枚となるとみられ、現在のところタッチパネル生産能力としては域内最大となる。
和鑫は積極的な事業転換に加え、第１四半期業績が黒字転換を果たし、粗利益率も29.5％に上ったことから、株価も上昇している。
