ニュース 電子 作成日:2017年8月9日_記事番号:T00072172
鴻海精密工業傘下のシャープは8日、北京市でスマートフォン新機種「AQUOS S2」の発表会を開催した。同社は鴻海からの出資受け入れに先立つ2013年に中国スマホ市場から撤退しており、約4年ぶりの再進出となった。中央社などが8日伝えた。
羅総経理が「AQUOS S2」を発表し、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は姿を見せなかった(8日=中央社)
「AQUOS S2」は、5.5インチの全画面ディスプレイ(狭額縁設計のインフィニティディスプレイ)を採用し、1,200万画素のデュアルカメラを搭載している。ミドル~ハイエンド市場をターゲットとする。
鴻海傘下、富智康集団(FIHモバイル)の羅忠生・シャープ携帯電話事業処総経理は「開発に8カ月をかけ、シャープと鴻海の職人製品を受け継ぐ製品となった」とアピールした。
シャープの2017年度(17年4月~18年3月)の携帯電話出荷目標は100万台以上、前年比40%増。来年は欧州にも再進出する予定だ。
一方、市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの調査によると、世界液晶テレビ市場におけるシャープの第2四半期出荷台数は前期の約2倍、順位は前期の9位から4位に躍進した。上半期の出荷台数は380万台、前年同期比70%増だった。鴻海グループのリソース統合の効果が表れ始めたようだ。
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