ニュース 電子 作成日:2017年8月9日_記事番号:T00072174
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は8日、セキュリティー関連機器の最大手、晶睿通訊(ビボテック)の株式公開買い付け(TOB)を実施し、35~55%の取得を目指すと発表した。TOBの実施期間は即日~9月26日、買取価格は1株当たり98台湾元(約360円)でプレミアムは18~24%。買収額は28億~44億元となる見通しだ。9日付工商時報が報じた。
周シニア協理は、ビボテック買収で、デルタのビルディングオートメーションを向上させると語った(8日=中央社)
デルタの買収成立後も、ビボテックは独立性を維持し、株式の上場廃止も行わない。
周志宏シニア協理は、ビボテックのセキュリティー機器は世界市場シェア上位で、技術だけでなく、経営状況も良好だと指摘。1年以上前から買収交渉を続けてきたと明らかにした。
デルタの海英俊董事長は、セキュリティー機器は発展が見込まれるビルディングオートメーション(BA)の一部で、スマートシティーにもつながると語った。
デルタは昨年BA関連企業のカナダのデルタコントロールズと欧州のロイテック・エレクトロニクスを買収し、今年5月にBA事業群を独立させた。
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