ニュース 機械 作成日:2017年8月9日_記事番号:T00072179
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が8日発表した7月の機械設備輸出額は22億6,000万米ドルと前年同月比25%増加し、同月の過去最高だった。中国からの緊急受注が続いたためだ。1~7月の機械設備輸出額も140億1,000万米ドルと前年同期比16.3%増加し、同期の過去最高となった。9日付工商時報が報じた。
TAMIの王正青秘書長は、中国向けの1~7月機械設備輸出額は前年同期比38.9%増えたと説明。中国沿岸部の深刻な人手不足と人件費上昇を受け、中国企業は、日本やドイツからスマート化、自動化設備を購入するつもりだったが、日本やドイツの機械大手は受注が満杯で、納期が半年以上先だったことから、3カ月後に納品できる台湾メーカーに発注しているという。
王秘書長は、機械業界は8月下旬から第4四半期の受注を受け付けると説明した。9月18~23日にドイツで開催される世界最大級の工作機械見本市「EMOハノーバー」に台湾メーカーは180社が出展する予定で、欧州以外で最多だ。ブースの数は日本のメーカーに匹敵する。
王秘書長は、機械設備輸出額は今後も増える見通しで、通年で240億米ドル、生産額は初の1兆台湾元(約3兆6,000億円)台が期待できると話した。
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