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ハイウィン、Q2は78%増益


ニュース 機械 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072205

ハイウィン、Q2は78%増益

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)が9日発表した第2四半期の純利益は7億800万台湾元(約25億8,000万円)で前年同期比78.7%増だった。1株当たり純利益(EPS)は2.58元で過去10四半期で最高だった。10日付経済日報が報じた。

 第1四半期は台湾元高で為替差損1億9,000万元を計上したが、第2四半期は台湾元相場の安定で、為替差益1億3,000万元を計上した。

 上半期の純利益は9億9,300万元で前年同期比83.8%増だった。

 スマート自動化需要の増加と、粗利益率の高いロボットの安定出荷で、1~7月連結売上高は前年同期比27.2%増の112億2,400万元と、同期の過去最高だった。証券会社は、通年でも前年比3割増で過去最高を更新すると予測した。

 証券会社によると、中国メーカーの需要、従来型産業の自動化ニーズで、ハイウィンは主要製品のボールねじ、リニアガイド、ロボットの受注が旺盛で、年内は受注が満杯だ。台中市精密機械科技創新園区第2期の新工場が年末に稼働する予定で、ロボット生産能力が増える見通しだ。