ニュース 石油・化学 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072207
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は9日、台塑化のガソリンスタンド(GS)加盟店の一つで、北部を中心に展開する西欧加油站の改装に共同で1,800万台湾元(約6,500万円)を投じると発表した。今後、台塑化とのダブルブランドでアピールする。10日付経済日報が報じた。
台塑化の曹明総経理(左)は、消費者に安全でエコな給油環境を提供し、ガソリン販売量を増やしたいと語った(9日=中央社)
台塑化の台湾域内向け石化製品販売はGS向けが最大だ。昨年のガソリン台湾域内販売は213万リットルと前年比4.8%減少し、ライバルの台湾中油(CPC)に押されている。
台塑化の曹明総経理は、同社は後発なので、GSの数と立地が鍵となるが、CPCが好立地を多く確保しているので、数で対抗するしかないと話した。
台塑化のGSは現在、直営店、加盟店を合わせて515カ所で、前年の524カ所から1.7%減少した。今年下半期は加盟交渉を強化し、年内に529カ所まで増やしたい考えだ。
なお、台塑化の直営GS、台亜石油(フォルモサオイル)は今年4月、フォルモサ高速公路(国道3号)関西サービスエリア(新竹県)のGS経営権をCPCから奪取した。台亜石油の最大GSとして、9月初旬にオープンする予定だ。
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