ニュース 電子 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072208
日本の半導体用シリコンウエハー大手、SUMCOが8日発表した12インチウエハー月産11万枚の増強計画について業界関係者は、2019年上半期に稼働予定の上、10ナノメートル以降の先進プロセスが対象なので、台湾のシリコンウエハーメーカーに影響はないとの見方を示した。10日付工商時報が報じた。
SUMCOの発表を受け、台湾の半導体用シリコンウエハーメーカーの▽環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)▽台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー、台勝科)▽合晶科技(ウエハーワークス)──などの株価が軒並み下落した。工商時報は、投資家の誤解だと指摘した。
ただ業界関係者は、SUMCOの生産能力増強計画の規模は、台湾積体電路製造(TSMC)、インテル、サムスン電子の半導体大手3社の10/7ナノプロセス向け需要を満たすほどでないと指摘した。16/14ナノプロセス向けなどの供給量も増えないため、来年もシリコンウエハーの供給不足は続き、価格上昇が続くと予測した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722