ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072212
台北市政府観光伝播局(観光情報局)は、未登録の違法宿泊施設への水道、電気供給を遮断するなど、厳しい取り締まりを進めているが、いたちごっこが続いている。10日付中国時報が伝えた。
審計部の報告書によると、今年3月時点で台北市で処罰されたか、具体的物証がまだ得られていない違法宿泊施設は164カ所で、2015年10月時点の143カ所よりも14.7%増えた。
審計部は市側の取り締まりが不十分だと指摘するが、市観光伝播局の担当者は「取り締まりは真剣に実施しているが、近年ツアー客が減り、バックパッカーが増えたことで違法宿泊施設も目立つようになった」と指摘した。
市側は昨年989カ所を検査し、観光客向けの違法な貸し部屋営業をしていた130カ所に行政処分を下した。今年も地区のコミュニティーの協力を得ながら、検査活動を続けているという。
ただ、審計部の指摘によれば、処分を受ける違法宿泊施設の中には、過去にも処分を受けているケースが多数含まれており、摘発後も営業を継続する悪質業者も少なくないという。
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