ニュース 政治 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072219
中国国家安全省傘下のシンクタンク、中国現代国際関係研究所で台湾問題の研究責任者を務める郭擁軍氏は9日、中国時報の取材に対し、「民進党政権で平和統一に向けた希望が見えない中、大陸(中国)は台湾統一のスケジュールを早めることになる」との認識を示した。同紙が10日報じた。
郭氏は台湾独立活動と闘争する習近平国家主席の決心は高まる一方だとし、「原則に関わる問題で、習主席の意思は堅く、立場は明確で、情勢を見極め、打つべき手は打つに違いない」と予想した。
中国が対台湾工作の方針を「平和発展(平和的な展開)」から「融合発展(複合的な発展)」に転換したことについて、郭氏は「融合発展は平和発展を深めたもので、手法がさらに細やかで、多くの面をカバーするようになった」とし、中国で台湾住民にさまざまな内国民待遇が与えることで、蔡英文政権による「脱中国化」の力を打ち消すことができるとの認識を示した。
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