ニュース 社会 作成日:2017年8月10日_記事番号:T00072223
台北ユニバーシアードのメディア向け英語ハンドブックの草稿で、台湾が「われわれの島、チャイニーズ・タイペイ(中華台北)の紹介」「チャイニーズ・タイペイは南北に細長い」などと表現されていることが分かり、台北市が主催組織の国際大学スポーツ連盟(FISU)に変更を要求。台北ユニバーシアード組織委員会は9日、FISUと協議した結果、地理に関する部分については市側が当初提出した表記通り「台湾」に戻すと表明した。10日付聯合報などが報じた。
「チャイニーズ・タイペイ」は当初、台北市が自主的に表記したと誤解され、「台湾を世界にアピールする機会なのにおかしい」といった批判を生んでいた(10日=中央社)
柯文哲台北市長によると、台北市はもともと「台湾」の表記でハンドブックを作成したものの、FISUによってすべて「チャイニーズ・タイペイ」に書き換えられたという。このため地理に関する部分については「台湾」に戻すようFISU側に求めていた。メディア向けハンドブックはまだ準備段階で、印刷されていない。
なお、台湾はユニバーシアードに五輪などで使われる「チャイニーズ・タイペイ」の名称で参加する。柯市長は、これについては問題ないとの認識だ。
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