ニュース 電子 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072226
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が10日発表した第2四半期の純利益は34億3,000万台湾元(約120億円)で、前期比11.5%減、前年同期比13.8%減だった。非需要期の影響を受けた。11日付経済日報が報じた。
第2四半期売上高は2,400億元で前期比0.6%減、前年同期比7%増だった。
上半期の売上高は4,793億元で前年同期比0.3%減少、純利益は73億元で9.6%減少した。粗利益率は4.8%と1.6ポイント下落した。
ペガトロンは上半期の利益が低かった原因について▽台湾元高▽子会社の利益貢献減少▽通信製品、消費者向け製品の量産に伴い4月に行った人的資源の調整▽第2四半期に下半期向け求人を開始したこと──を挙げた。
廖賜政執行長は、下半期は需要期入りで3大製品全てが成長すると予想。また、顧客の新製品効果で第4四半期の業績は著しい成長が期待できるとした。同製品はアップルの次世代スマートフォンiPhone8とみられる。
廖執行長はまた、同社は▽人工知能(AI)▽カーエレクトロニクス▽モノのインターネット(IoT)▽VR(仮想現実)▽AR(拡張現実)──のいずれの分野でも重要技術を持っており、近く関連事業で顕著な成長が見られると述べた。
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