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原相科技のジェスチャー制御IC、BMWが採用か


ニュース 電子 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072229

原相科技のジェスチャー制御IC、BMWが採用か

 イメージセンサーなどIC設計大手、原相科技(ピックスアート・イメージング)は10日の業績説明会で、来年、同社が開発したジェスチャー制御ICの量産、出荷を開始すると表明した。出荷先は明かさなかったものの、証券業界では、ドイツの自動車大手、BMWの顧客認定を得ており、やっと出荷が決まったとの観測が出ている。11日付工商時報が報じた。

 証券会社によると、ピックスアートは3年前よりBMWに対し、ジェスチャー制御ICのサンプル出荷を行っており、このほど受注が確定したもようだ。まずBMWが来年発売するとされる最高級セダン「BMW9シリーズ」に採用された後、現行の「7シリーズ」や「5シリーズ」にも段階的に導入される見通しだ。

 なおピックスアートが発表した今年第2四半期の連結売上高は12億9,500万台湾元(約46億5,000万円)で前期比17.4%増、前年同期比23.2%増だった。ゲーム機向け製品の出荷量倍増や健康・介護分野向け製品の好調が主因だ。第2四半期純利益も1億8,800万元で前期の2.3倍、前年同期の約7倍となった。