ニュース 電子 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072230
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した7月連結売上高は前月比14.6%減、前年同月比6.3%減の716億1,100万台湾元(約2,570億円)で、今年2番目の低水準だった。証券会社は、米アップルのスマートフォン次世代機種「iPhone8」に搭載するプロセッサー「A11」の出荷が8月から本格化し、8月売上高は800億元以上、9月に900億元以上も狙えると予測した。11日付経済日報などが報じた。
証券会社は7月の減収について、クアルコムの携帯電話用チップの受注をサムスン電子に奪われたこと、中国の携帯電話販売が鈍化していることが要因と指摘した。
TSMCは、第3四半期連結売上高の目標に変更はないと強調した。TSMCは先日の業績説明会で、目標は81億2,000万~82億2,000万米ドルとしており、1米ドル=30.3台湾元で換算すると、2,460億~2,490億元となる。8~9月の売上高は月870億~890億元に上り、単月で今年最高水準となる見通しだ。
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