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プライメタルズテクノロジーズ、CSCのスラブ鋳造機近代化受注


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072232

プライメタルズテクノロジーズ、CSCのスラブ鋳造機近代化受注

 三菱日立製鉄機械と独シーメンスの合弁会社、プライメタルズテクノロジーズは10日、台湾鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)から高雄製鉄所のスラブ連続鋳造機6号機の近代化工事を受注したと発表した。2018年半ばの稼働を予定している。

 CSCのスラブ鋳造機は主に炭素鋼と低合金鋼を生産しており、プライメタルズテクノロジーズは2005年にも4号機、5号機の近代化工事を手掛けている。

 今回の近代化工事は、スラブサイズの柔軟な変更と製品品質の向上、溶鋼の湯漏れ最小化が目的で、旧式設備や不要設備の置換と鋳型モールドの近代化、実証済みの技術パッケージ導入を行う。

 スラブ連鋳機6号機は96年に稼働、2ストランド式でストレート形状の鋳型を装備し、湾曲半径は約9メートル、凝固完了長さは約44.7メートル。厚さ250ミリメートル、幅750~1,880ミリメートルのスラブが生産可能で、▽極低炭素鋼▽低炭素鋼▽包晶鋼▽低合金高張力(HSLA)鋼▽マイクロアロイ鋼▽低合金鋼▽鋼管用鋼──などの鋼種に対応している。