ニュース 食品 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072237
衛生福利部は2015年の段階でテイクアウト飲料店、コーヒー店、ファストフード業者に対し、コーヒーのカフェイン含有量を色分け表示すること、飲料の糖分とカロリーを表示することを義務付けたが、実際に規定に従っている店は少ないのが現状だ。規定を定めただけで、指導監督が徹底されなかった結果といえそうだ。11日付中国時報が伝えた。
規定によれば、コーヒーの場合、カフェインの含有量が200ミリグラムを超えると赤、100ミリグラム超200ミリグラムまでが黄色、100ミリグラム以下が緑という具合にラベル表示が求められている。同時に1日当たり300ミリグラム以上のカフェインを摂取しないように呼び掛けている。しかし、コーヒーを販売している飲料店で実際に表示しているところはほとんどなく、最も規定を守っているのはコンビニエンスストアだ。糖分については、5カ所に1カ所程度が表示しているというのが現状だ。
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の潘志寛食品組長は「市民から不表示の告発があれば、食品安全衛生管理法に基づき、3万~300万台湾元(約10万8,000~1,080万円)の罰金を科す。虚偽表示の罰金は4万~400万元だ」と説明した。同署ではチェーンの飲料店に対する検査項目にカフェインや糖分などの表示も含める方針で、業者に注意を呼び掛けている。
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