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4月のコア物価指数、9年1カ月ぶりの上昇率


ニュース その他分野 作成日:2008年5月6日_記事番号:T00007224

4月のコア物価指数、9年1カ月ぶりの上昇率

 
 行政院主計処が4日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は104.20ポイントで、前月比1.06%、前年同月比3.86%上昇した。野菜やエネルギーを除くコア物価指数の上昇率は3.10%で、9年ぶりの高い数値となった前月(3.07%)をさらに上回った。1~4月平均のCPI上昇率は3.65%。
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 4月はCPIを構成する7項目のうち、食品類の上昇幅が9.75%で最大。このうち果物は19.32%、肉類15.93%、穀類およびその他製品が12.28%など、特に上昇幅が大きかった。

 呉昭明主計処第3局科長はコア物価指数の上昇傾向について、基幹食糧物資の価格高騰が反映していると指摘。今年上半期は高い数値が続くとしている。

 4月の卸売物価指数(WPI)は111.82で、前月比1.22%、前年同月比6.18%の上昇だった。1~4月の平均上昇率は8.05%。