ニュース 公益 作成日:2017年8月11日_記事番号:T00072241
台風9号(アジア名・ネサット)による影響で送電塔が倒壊し、送電ができなくなっている和平火力発電所(花蓮県秀林郷)では、送電塔の復旧工事が急ピッチで進んでおり、経済部能源局(エネルギー局)によると、週明け14日の電力消費ピーク時間帯までには発電機1基による65万キロワット(kW)の送電が可能となる見通しだ。11日付蘋果日報が伝えた。
和平火力発電所では来週中に発電機2基によるフル稼働を再開し、130万kWの発電が可能になる見通しで、来週には電力不足が解消されそうだ。
10日は電力消費量がピークで3,578万8,000kWで、直近の2週間の平日としては初めて3,600万kWを下回った。中南部で降雨により暑さが和らいだことに加え、行政機関が冷房温度を28度に設定する節電措置を講じたことなどが理由とみられる。
台湾電力(台電、TPC)は緊急措置として、火力発電所からの電力供給を増やしており、9日に大林火力発電所(高雄市小港区)新1号機が試運転を開始したほか、通霄火力発電所(苗栗県通霄鎮)新1号機も10日から1万5,000kWの発電を開始した。
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