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麦寮港、第6ナフサ進出企業以外にも開放


ニュース 運輸 作成日:2008年5月6日_記事番号:T00007225

麦寮港、第6ナフサ進出企業以外にも開放

 
 蕭万長次期副総統は5日、雲林県の政財界関係者と会談し、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサプラント進出企業専用となっている麦寮工業専用港を進出企業以外にも開放することに支持を表明した。6日付経済日報が伝えた。

 雲林県政府や地元財界は、麦寮港が六軽以外の企業にも開放されることを希望しており、蕭次期副総統の発言は地元の意向に配慮したものだ。

 ただ、台塑集団側は「麦寮港を雲林県内の他の企業に開放した場合、第6ナフサプラントだけでなく、台塑鋼鉄の製鉄所建設に伴う港湾使用にも影響が出かねない」として反対の立場だ。

 麦寮工業専用港は、原油、石油化学製品、工業塩、石炭などの輸出入を行うため、台塑集団主導で建設され、経済部工業局と台塑企業が共同管理する形式が取られている。台塑企業は「用途を変更する場合、台塑企業に優先権が認められるのかなどさまざまな問題を協議する必要がある」と主張した。