ニュース 電子 作成日:2017年8月14日_記事番号:T00072250
DRAM世界最大手のサムスン電子が最近、電子製品受託メーカーに対し、第4四半期のモバイルDRAM契約価格の10%近い値上げ計画を通知した。これにより、年内はDRAM価格上昇が続くと予想され、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)や華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)など台湾メーカーも恩恵を受けそうだ。14日付経済日報が報じた。
多くのアナリストは当初、DRAM価格は第3四半期にピークを迎えると予測していた。ところが、7月上旬に米マイクロン・テクノロジーのN2工場(桃園市)で窒素ガス漏えい事故が発生し、12インチウエハー5万枚のDRAMが廃棄処分となったとされ、市場のDRAM供給不足は解消せず、過去最長の価格上昇となる見込みだ。
なお、マイクロンのN2工場は既に生産を再開しており、今後数カ月は増産でカバーする考えだ。また、マイクロンの供給不足を受け、サムスンは、スマートフォンなどモバイル端末の需要期に当たる第4四半期の値上げを決めたもようだ。
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