ニュース 電子 作成日:2017年8月14日_記事番号:T00072254
スマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)は、中国・貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州の百鳥河に「デジタル小都市」を構築している。13日付経済日報が伝えた。
HTCとの縁は、王雪紅董事長が2008年に公益目的で百鳥河に「盛華職業学院」を設立したのがきっかけ。HTCは百鳥河をビッグデータ応用に向けた技術開発と人材育成の拠点としたい考えだ。14年には「ビッグデータ産業新型園区」となり、これまでに53社が進出。昨年は園区内での生産額が3億人民元(約50億円)に達した。
台湾企業に対する100億人民元規模の「エンジェル基金」も整備されており、台湾企業による進出意欲も旺盛だ。競衡集団はこのほど、インターネット都市医療システムの構築などに8億人民元を投資することを発表した。
一方、HTCがこのほど発表した第2四半期の純損失は約20億台湾元(約72億円)だった。赤字幅は第1四半期並みで、9四半期連続の赤字だった。上半期累計では39億8,300万元の赤字となった。スマートフォン旗艦機種U11を発売したことで、第2四半期の売上高は前期比で11%増えたが、それ以外の商品を値下げしたため、粗利益率が13.7%と、前期より2.6ポイント低下した。
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