ニュース 金融 作成日:2017年8月14日_記事番号:T00072263
金融監督管理委員会(金管会)がこのほど、金融機関が人工知能(AI)を利用したロボットを通じ、顧客の証券売買注文を代行することを解禁した。これを機に金融業界ではロボット競争が新たな局面を迎えそうだ。12日付工商時報が伝えた。
金融機関のロボットが顧客に代わり投資運用が行う「ロボット財テク」は既に中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)、王道商業銀行(オーバンク)がサービスを開始している。金管会による解禁措置で、これまでのロスカットやポートフォリオのリバランスと組み合わせたサービスの充実が期待される。
中信銀は「市場が大きく変動した場合、ポートフォリオを自動調整することができるようになる。専門家が市況を見守ってくれているに等しいサービスになる」との見通しを示した。
王道銀行は「さらにスマート化された財テク商品・サービスを提供していく。商品の詳細な設計はまだ資産管理部門との検討が必要で、監督機関による詳細規定が示されるのを待つ必要がある」と説明した。
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