ニュース 運輸 作成日:2017年8月14日_記事番号:T00072265
交通部民用航空局(民航局)の統計によると、格安航空会社(LCC)21社が運航する台湾線の今年上半期の乗客数は前年同期比27.7%増だった。うち中華航空(チャイナエアライン)傘下の台湾虎航(タイガーエア台湾)の乗客数は前年同期比62.6%増の99万4,000人で最多だった。14日付経済日報が報じた。
LCC21社のうち、前年同期比で乗客数が増加したのは19社。乗客数2位以下は上位から▽スクート、50万1,000人(前年同期比23.2%増)▽バニラ・エア、46万8,000人(54.3%増)▽ピーチ・アビエーション、40万人(11.7%増)──。乗客数の増加率が最大だったのはベトジェットエア(24万7,000人)で約4.3倍に増加した。提供座席数を大幅に増やしたのが要因だ。一方乗客数が減少したのはジェットスター・ジャパンと春秋航空でそれぞれ提供座席数を45.2%、11.9%減らしたことが影響した。
民航局は、景気が低迷しているものの海外旅行人気は衰えず、ここ数年、航空会社全体の乗客数は平均して1割成長していると説明。特に割安運賃のLCCは増加が顕著で、下半期も同様の傾向が続くと予想した。なおLCC乗客増の影響で桃園国際空港の利用者数も前年同期比5.1%増加した。
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