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作成日：2008年5月6日_記事番号：T00007227
遠雄集団、遠東航への出資計画を撤回
不動産大手の遠雄集団（ファーグローリー）が、遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）への出資計画を撤回した。６日付経済日報が報じた。
遠雄集団は遠東航の株主割当増資の引き受けを視野に、先月、許自強財務長が遠東航の監事に就任。しかし、この半月余り、遠東航の財務報告を詳細に調べた結果、実質的な経営権を握ることはできないことが分かり、趙藤雄董事長が出資を行わないことを決めたという。
これに伴い許自強氏は５日、遠東航の監事を辞任した。一度は出資に関心があると伝えられたシンガポールのジェットスター・アジア、およびマレーシアのエア・アジアも慎重な態度に変わりつつあるもようで、遠東航が業務を続けられるかどうか、情勢はさらに厳しさを増しているようだ。
