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20~40歳の440万人が独身、晩婚化が深刻に【図】


ニュース 社会 作成日:2017年8月14日_記事番号:T00072271

20~40歳の440万人が独身、晩婚化が深刻に【図】

 内政部の統計によると、昨年末時点で20~40歳の男女のうち440万人が独身だった。今年1~7月の成婚数は8万874組で前年比5.21%減だった。専門家は、晩婚や非婚により少子化が進むことは国家、社会にとって重大な危機と警告を発し、政府が早い時期の結婚を促すよう対策を呼び掛けた。14日付自由時報が報じた。

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 7月の成婚数は8,920組で前月比15.54%減、前年同期比15.18%減だった。6直轄市のうち最多だったのは新北市(1,525組)、次いで台中市(1,156組)、台北市(1,139組)だった。

 昨年の平均結婚年齢は、男性で34.4歳、女性で31.5歳と、10年前と比較しそれぞれ1.8歳、2.5歳上昇した。平均初婚年齢も男性が32.4歳、女性が30歳と10年前より上昇している。

 台湾大学社会学系の薛承泰教授は晩婚化の原因について、高学歴化に加え、若者の仕事が不安定で、給料も安く結婚して子供を生むことに不安があるためだと指摘。政府は給与水準の引き上げや子育て支援の補助金支給などにより、25歳までの結婚を促すべきと提言した。

【図】