ニュース 電子 作成日:2017年8月15日_記事番号:T00072274
15日付電子時報が業界関係者の話を基に報じたところによると、モバイル端末用半導体大手のクアルコムはミドルエンドのスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon(スナップドラゴン)400」の価格を10.5米ドル以下に引き下げたもようだ。これを受け、聯発科技(メディアテック)は間もなく投入するHelio Pシリーズ新製品「P23」を10米ドル以下に引き下げざるを得ず、市場シェア低下は避けられないとみられる。
業界関係者によると、メディアテックは、遅くとも第4四半期に発売するミドルエンドスマホ向け「P23」で粗利益率の回復を狙っていた。既に広東欧珀移動通信(OPPO)や維沃移動通信(vivo)など中国ブランドの採用が決まったとされる。
「P23」は当初、約15米ドルとしていたが、現在では既に11~12米ドルまで引き下げられたとされる。さらにメディアテックは受注を守るため、大口顧客のOPPO向けに10米ドル以下で供給するとの見方が出ている。下半期の粗利益率の回復は困難な見通しだ。
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