ニュース 電子 作成日:2017年8月15日_記事番号:T00072276
中国では最近、NAND型フラッシュメモリー用コントローラICの不良品を使ったSSD(ソリッドステートドライブ)の流通が発覚しており、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は同コントローラICの正規品の数少ないサプライヤーとして、転注が見込まれている。15日付工商時報が報じた。
過去1年続くNAND型フラッシュメモリーの価格高騰を背景に、中国では不当に利益を得ようと2級品や不合格になったコントローラICを使ったSSDが発覚した。この問題を受けてファイソンも検査対象となったが、安定性の高い正規品と証明されたことで、受注増が期待されている。
中国ブランドは近年、米国など世界市場を視野に、品質の追求や信頼性の構築に力を入れている。家電大手の海爾集団(ハイアール)は張瑞敏CEO(最高経営責任者)就任後、不合格品を叩き壊し、冷蔵庫の世界首位に登り詰めた。電子商取引大手の阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)は決済サービス「支付宝(アリペイ)」で偽造品の取引防止に努めている。
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