ニュース 電子 作成日:2017年8月15日_記事番号:T00072277
鴻海科技集団(フォックスコン)は子会社を通じ、香港の実業家、李嘉誠氏の次男、李沢楷(リチャード・リー)氏が率いる香港通信大手PCCWの動画配信サービス会社「PCCWインターナショナルOTT」(ケイマン諸島登記)に出資する。
PCCW側の発表によると、鴻海傘下のフォックスコン・ベンチャーズ、香港の投資会社である弘毅投資(ホニー・キャピタル)、シンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングスから合計で1億1,000万米ドルの出資を受け入れる。3社は合計でPCCWインターナショナルOTTの株式18%を取得する。
PCCW側は「今回の戦略投資は、PCCWの動画配信サービスが顧客のために独自コンテンツなどの核心的価値を高めることが狙いだ」とし、今後は既にサービスを展開している市場でシェア拡大を目指すほか、新規市場も開拓していく。
PCCWはオーバー・ザ・トップ(OTT)と呼ばれるインターネット経由による動画配信サービスを「Viu」「Vuclip」などのブランドで東南アジア、南アジア、中東など24カ国・地域の市場で提供している。
15日付経済日報によると、鴻海集団の呂芳銘副総裁は「フォックスコンは現在、コンテンツ製作やネットワーク配信を含む技術サービス供給業者への転換を進めている。PCCWと提携し、先進的なOTTサービスを提供していきたい」と述べた。
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