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台南財界の実力者、鄭高輝氏が死去


ニュース その他製造 作成日:2017年8月15日_記事番号:T00072279

台南財界の実力者、鄭高輝氏が死去

 台南財界の実力者で、現在太子建設と神隆科技の董事長を務める鄭高輝氏が14日、台南市の病院で死去した。85歳だった。15日付経済日報が伝えた。

 鄭氏は紡織大手、台南紡織(台南スピニング)のトップを長年務め、昨年死去した統一企業集団(ユニ・プレジデント)の創業者、高清愿氏らとともに財界の「台南幇」(台南グループ)を形成した。

 鄭氏は60歳で台南スピニングの総経理をいったん退き、その後は同社の副董事長、董事長を歴任。昨年になって、経営を同じ台南幇出身の侯博明董事長に委ねて、一線を退いたが、毎日出勤していた。鄭氏は長年、糖尿病で苦しんでいたという。

 台南幇は鄭氏のほか、地元出身の呉三連、侯雨利、高清愿の各氏の一族が株式の持ち合いを進める形でさまざまな事業を展開してきたもので、現在は第3世代が経営を担っている。