ニュース 公益 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072298
15日の大規模停電では、花蓮・台東を除く台湾全土17県市で、台湾全世帯の64%に当たる828万世帯が影響を受けた。16日付自由時報などが報じた。
辞任した李世光経済部長。存在感を示せず、次期内閣改造で交代する可能性が高いと観測されていた(15日=中央社)
停電に見舞われた地域では、3交代の計画停電(輪番停電)を午後9時40分まで繰り返した。輪番停電が行われたのは1999年以来18年ぶり。
大潭発電所は16日は平常運転を回復している。猛暑で電力不足問題が議論の的になる中、和平発電所(花蓮県秀林郷)が完全復旧したこともあり、16日のピーク時の電力供給予備率は4.93%で、電力需給警報のレベルは「電力供給警戒」の「オレンジ」を維持できる見通しだ。
大規模停電が起きたことで、林全行政院長と李世光経済部長は市民に謝罪。李経済部長は引責辞任した。当面、沈栄津次長が代行を務める。
蔡英文総統もフェイスブックを通じて謝罪。容易にまひする電力供給システムは、国家安全の観点からも問題だとして、全面的な検討を行う考えを示した。
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