ニュース 社会 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072300
15日夜に台湾全土で発生した大規模停電は、市民生活にも大きな影響を与えた。16日付自由時報などが伝えた。
各地でエレベーターに閉じ込められる事故が相次ぎ、警察と消防が対応に追われた(15日=中央社)
停電が起きた17県市では、交通信号が作動しなくなり、各地の交差点で混乱が起きたほか、エレベーター内に閉じ込められたとの通報が合計で730件寄せられた。
また、苗栗県通霄鎮の2階建ての住宅で停電が起きた際に使用したろうそくが倒れ、火災が起き、逃げ遅れた男性(42)が死亡した。男性は脳卒中のため、体が不自由だった。
基隆市の廟口夜市、台中市の逢甲夜市周辺は暗闇に包まれ、店舗は早仕舞いを余儀なくされた。廟口夜市の屋台経営者は「店を出して17年になるが、営業時間内に停電が起きたのは初めてだ」と語った。
台北捷運公司によると、停電発生時に猫空ロープウエー(台北市文山区)で乗客255人がゴンドラ内に取り残されたが、予備電源でゴンドラをゆっくり移動させ、午後6時20分ごろまでに全員が避難した。
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