ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072302
15日に発生した大規模停電で、百貨店や量販店など小売・飲食業界は、営業時間の短縮や食材破棄、映画館チケットの払い戻しなどの対応に追われ、全体の被害額は数億台湾元(1元=約3.65円)に達したとみられる。16日付工商時報が報じた。
停電となったエリアでは、コンビニエンスストアもレジが使えなくなったため、営業を一時停止した店舗が多く見られた(15日=中央社)
大型百貨店の集まる台北市信義区では、新光三越百貨の信義新天地A8館や統一時代百貨(ユニスタイル)台北店が全面停電となった他、ショッピングモールのある台北101ビルではエレベーターが一部利用できなくなった。
新光三越は、▽桃園大有店▽台中中港店▽台南新天地▽高雄三多店──では午後8時までに停電が解消したが、台北駅前店では午後9時30分まで回復しなかった。環球購物中心(グローバルモール)中和店(新北市)は午後8時になっても台湾電力(台電、TPC)から復旧時間の回答が得られなかったため、営業終了時間を切り上げた。
この他、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の板橋大遠百(メガシティー、新北市)、京華城購物中心(リビング・モール、台北市松山区)なども停電に見舞われた。
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